エンビィ 【完】




「そんなある日、オトコのまえに、アンジュマリスィウが、あらわれましタ。オトコは、ハジメは遠くカラ、そしてのちには、ヒナドリをメデルように、タイセツにしましタ」



アイリーンは、楽しそうに話す。



「ヒコボシと、オリヒメよりはマシだけども。オトコとアンジュマリスィウがイッショにいれる時間は、スクナイ。オトコはアンジュマリスィウがいなければ、あいかわらず、タイクツに過ごしましタ」



アンジュとは、フランス語で天使。



「そんななか、アンジュマリスィウは、オトコに会いにいく時間を、ツクルようになりましタ」



アンジュマリスィウは………

なんて意味だったか。



「オトコは、あるサイノウをもっていましたが、オトコにとってそれはムカチなものでしタ。そんなムカチなサイノウに、アンジュマリスィウは、命をふきこみましタ」




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