アヴァロンドレイク
アヴァロンドレイク
1話【リア充は爆発しろ…】
「はぁ…どうしてこうなった…」
今俺の目の前には背中らへんに8尾のキツネの尻尾がある少女が満面の笑みで「今から君は私のご主人様です♪」と言いながら俺を抱き締めるキツネの少女………どうゆう状況だよ!!と思った君……俺が聞きたいよ!!
~3時間前~
「お兄~ちゃん♪買い物行ってきてよ♪」と言いながら俺の顔ギリギリで言うハル…あ!まぁ説明しなくてもわかっているとは思うけど一様説明しよう、ハルって言うのは妹の名前だ……って近い!!
「嫌だよ…自分で行けばいいだろ!」と言いながらハルの顔を押し退け、いかにもめんどくさいオーラをただ寄せながら言う俺…まぁこれを言えば大体のやつは諦め…!一瞬ハルの顔を見てみるとまるでゴミを見るような目で「あ~ハイハイお決まりの「嫌だよ」かwwほんっとキモいねwwお兄ちゃん」妹はそう言うといきなりスマホをいじりだして、ニヤニヤしながら人をバカにした言い方で「あと私今からデートだから、誰かみたいにめんどくさいとかじゃないからww」と言うといじってたスマホを俺に見せる…スマホの画面には「今からデートしない?」「いいぜ!んじゃ○○○に集合な!」と書かれている…「そうゆうことだから…買い物よろしくね~彼女のいないお兄ちゃん♪」と言って玄関に向かいバタンッと豪快にドアを閉めていくハル…俺は静かになった部屋でボソッと心の底から「リア充は爆発しろ…」と言った…はぁ………俺も…彼女欲しいな……!?いやいや!いらねぇよ!!邪魔になるだけだから!!って…俺は誰に言い訳しているんだよ…と思いながら買い物の準備をしている…なんだ結局行くんじゃんと思った君…しょうがないじゃん!だって母さんが怖いんだよ…前門限を少し過ぎただけでビンタ連続10連打くらったし…あぁ…思い出すだけでなんか寒気が…はぁ…行くか…俺はとぼとぼと、しながドアに向かって行く。
この時もし買い物に行かなかったあんな事は起こらなかったかもしれない…
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