secret act Ⅰ
とっさに出た言葉だった。
"離れなければ"とは思っていたけれどまだ何も考えてなかった。
でも、このウソを突き通すしかない。
事実と闇は私だけが抱えればいい。
バタバタと複数の足音が近づいてくる。
「「裕美!!」」「「「前川さん!!」」」
勢いよく襖が開き朔と美空、優輝君、右京さんに左京さんが入ってきた。
私と視線があうとホッとした顔をしていたが
『えっ.....あの』とオロオロし「わかるか?」と静かに翔貴さんが言えば皆の顔は怪訝な顔に変わった。
きっと傷付ける........そう思いながら
『.....わかりません』
と言うと、翔貴さんは顔を歪め他の人も悲痛に顔を歪めた。