secret act Ⅰ



通り過ぎようとする私達に女は続ける。


「翔貴さんが来てくれなかったら、あの子の婚約者にあの男同様、ひどい事されてたわ」


その言葉に足を止めた。


──私の婚約者?
そんなのいない........けど、胸がざわつく。


「翔貴さんは私を助けに来てくれたんでしょ?」

女は微笑み首を傾げる。


「んな、わけねーだろが」


「あらっ、その子に気を使ってるの?
それともあの子?」


もぅ、女が何を言いたいのかわからない。
それよりも" 私の婚約者 "の事を知りたい


< 417 / 476 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop