secret act Ⅰ
「無意識にそう言った感情を過去と共に蓋をしていたのかもしれないですね」
過去の記憶はなかったけど、大切なものも執着するものも作りたくはなかった。
人とも踏み込まず一定の距離を保って.....
「大切にしてあげてください。その気持ち。
その気持ちをどうするかは裕美さんの自由ですから。」
右京さんの言葉に左京さんも頷きながら微笑んでる。
『.....はい....このことは.....』
「私達からは誰にも言いませんよ。
それに、その気持ちは裕美さんの自由に。
私達はそれになにも言いません。」
私の言いたいことがわかっていたかのように右京さんが答えた。
『....はい。』
「でも、何かあれば相談には乗るからね!」
左京さんがウインクしながら言い、私がクスッと笑った時、ノックがして翔貴さんが入ってきた。