氷がとけるように。
会話してて高校時代の懐かしい感じと目の前の工藤の事も思い出してきた。


3年の時のクラスメート。
最初の席が前、後ろだった。男女交互に出席番号順に座る。
木村→工藤の順。


最初から馴れ馴れしく話しかけられ
後ろから消しゴム貸せだの、ノート貸せだの、うるさかった。


終いには貸した消しゴムに自分の名前デカデカと書いたり、ノートには下手くそな絵書いたり。


私が怒ると人差し指で眼鏡を上げながら笑ってた。さっきみたいにフッって。


私が怒るのを楽しんでる感じだった。


それ見て更にムカついてた。


12年も前の事なのに鮮やかに思い出した。


目の前の工藤を見て高校時代の面影を探す。
大人になったとはいえ懐かしい表情の工藤が
時々、出てきた。










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