氷がとけるように。
翌日、代車を返しに行き車検の見積もりを工藤が出してくれた。


ブレーキ部分やエンジン部分、細かく不都合部分を説明してくれたが半分も理解出来なかった。


やっぱり見積もりが高く、これで買い替える決心がついた。


「お母さん、やっぱり車買い替えるから」


「そう。お父さん長い距離、運転してたからね。あんたお金あるの?お母さん、少しだけなら出せるよ」


「いいよ、貯金あるし。
車見てもらった所に同級生がいてね、今度の休みに販売店案内してくれるって言うからお願いした」


「そう、良かったわね。同級生って男の人?」


「そう」


「独身?」


「結婚してる。もうすぐ赤ちゃんも生まれるみたい」


「それは残念ね~」


何が残念なんだか。
私にも選ぶ権利がありますから。


うるさく結婚の話しはしないがそれなりに言ってくる。


積極的にお見合いとかは考えてないけどいい人がいれば私だって結婚したいと思っている。


…けど


現状はなかなか…うまくいかない。















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