氷がとけるように。
紙袋を開け中を見る。


コロッケパンにクリームパン、牛乳パン。
懐かしいパンがたくさん入ってた。


「お昼にしようかな。工藤君も食べる?」


1人で食べるのも気が引けるし聞いてみた。


「俺はいい。由紀が昼飯作ってると思うし。作った後要らないって言うと機嫌悪くなるし」


「そっか」


「木村、遠慮せずに食べろよ」


私に気を使ったのかそう言ってくれた工藤。


「うん。お言葉に甘えて頂かせてもらいます」


工藤の言葉に従い紙袋からコロッケパンを取り出した。


1口食べて嬉しくなる。
懐かしい味そのままだ。


「美味しい。味、変わらない」


工藤に感想を言って食べ続ける。


「美味しいか。それは良かった」


私に横顔を見せお茶を啜る工藤。
椅子に寄りかかり視線は上を見ていた。



















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