~天使ロード~
「何で私が片付けないといけないの?」


「はぁ?里中さんってそういう人だったんだ…
呆れたわ」


「青柳さんには言われたくない」


「あなた、自分が何したか分かって言ってる?」


「青柳さんには関係ないでしょ!
私が佐藤くんと話そうが、青柳さんには関係ないんだからほっといて」


「何言ってんの、あんたバカじゃない」


「え??」


「あんたが佐藤くんと話してるのを見てると、気味が悪いの
だってあんた友達いないじゃん!
アハハハハハ
だから佐藤くんを貶さないでくれる?
汚れるのよ
じゃあ、片付けよろしくね!
行きましょ、皆」


そう言うと青柳さんは、ずるずるとお金で買った仲間を連れていった。


実は言うと、あの中に私の親友がいるんだ…


その親友、青柳さんを裏切ったからっていじめられていた。


そしたら青柳さんが私を裏切って、私達の仲間になったら
"全てを許してあげる"って…




私は、その親友に呆気なく裏切られた。



話し掛けても無視されるのが続いて、私の前からいつしか、友達が消えた。




私はずっと消えたんじゃない、遠くに引っ越したと解釈して自分を慰めてる。
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