~天使ロード~
私の目には、ほんの少し涙が浮かんできた。

そっとその涙を堪える私…

工にまた心配されたくないからね。



「美桜、美桜!」


「え?何?」


「またボーッとしてる
何かあった?」


「指輪があまりにも綺麗だったから、見とれていただけ」


「そっか!
じゃあ池治先生呼んでくるから、リラックスしてろよ」


「うん、ありがとう」



私がお礼を言った後、ものすごいニコニコして寝室を飛び出していった工………





そんなに嬉しかったのかな?指輪交換・・・




池治先生がその後やって来た。



工がいない。



私はその後ハプニングに見舞われる。

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