極彩色のクオーレ

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轟音が響き、木々に留まっていた小鳥たちが一斉に逃げ出す。


その二つの音を聞いたティファニーが、不安げに後ろを振り向いた。


落ないように支えつつセドナは舌打ちする。



「ちっ。セイクリッドの野郎、もう動けるようになったか。


さすがは王族の人間ってところかな」


「どうしてセイクリッドだと分かるんです?」


「今のは銃声だろ、爆弾の音じゃねえ。


あいつらは銃なんて持ってねえから、セイクリッドたちがやったって分かるだろうが。


ま、実際に撃った奴までは分からねえからそれは勘だけどよ」


「だ、大丈夫かな、ケセラたち……。


やっぱり、一緒に連れてきた方が良かったんじゃないかな?」



ティファニーがおろおろと前方と後方を交互に見る。


セドナはその頭を励ますように撫でた。



「大丈夫だって、あいつらほど逃げるのが上手いガキなんていねえよ。


いたずらに関することの心得は大人よりもはるかに持ってるんだからさ」


「そう、かな……それならいいんだけど……」


「とにかく、今は彼らのことを信じてぼくたちは逃げましょう。


ティファニー、具体的にどの辺りに行けばよいですか?」




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