極彩色のクオーレ





「だ、大丈夫だよ、平気……」



ティファニーはリビアの勢いに戸惑いつつも答える。


顔の傷を見られないように、さりげなく目隠しをずらした。


タンザがリビアの横から顔を出す。



「ギベオンとケセラは?一緒じゃねえのか?」


「あいつらはセイクリッドたちの足止めしてくれてる」


「でもさっき銃声が聞こえました。


セイクリッドがぼくたちを追いかけてくるのも時間の問題ですね」



さらっとニコが発した言葉に、タンザたちはなんとも言えない顔になる。


リビアはため息をついて、改めて三人を見た。



「それで、あんたたちはこれからどこに行くのよ?」


「なるべく人が集まるところだ」


「は?」


「ティファニーがどうしても街のやつらに伝えたいことがあるからって、セイクリッドが来る前に。


この街で人がいちばん集まるとこってどこだ?



お前らどこだか知ってるか?」



リビアたちの視線がやや俯いているティファニーに注がれる。


それから三方に散り、それぞれ彼女の望む場所がどこか考え始める。



「あ」



しばらくしてハックが思い当たる場所があるような声をあげて指を鳴らした。




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