極彩色のクオーレ
意味を理解したリビアが青ざめ、バッと振り向く。
その先には、ニコとセドナに支えられてレムリアンが立っていた。
真っ直ぐにリビアを見つめている。
「れむ……い、いつから、そこに?」
「君が病ニ侵されテイる話をしてイタときかラ」
「っあ……」
知られてしまった、よりにもよって、いちばん聞かれたくなかった相手に。
後ずさりかけたリビアに、ラリマーが鋭い視線を送って釘を刺した。
お前のゴーレムだろ。
……うん。
だったらちゃんと向き合え、逃げんな。
四年近く顔を合わせていなくても、視線だけで会話ができる。
リビアがさらに下げようとした足をどうにか止めた。
2人の支えを断り、レムリアンが自力で歩き出す。
外傷に変化はほとんどなく、辛うじて動いているという様子だ。
「ニコ……」
「レムリアンに頼まれたので、必要最低限の部分だけを修理しました。
残りはあなたに直してもらいたいそうですよ」
「あたしに……?」
戸惑うリビアの前で、レムリアンが立ち止まり、彼女に腕を伸ばそうとした。
ばきっ。
何かが割れる音がした。
レムリアンの左膝がおかしな方向に曲がり、倒れそうになる。
慌てて彼を支えて、リビアは一緒に座りこんだ。