ひだまりシュガー ~イケメン達の秘密ノート~
「甘えてもいいですか・・・」
それから、小早川先生と定期的に飲みにいくようになり、いつしか体の関係になった。
学校では、先生は真面目な古典教師なのに、夜は激しかった。
私は、バレないように、学校で小早川先生を見つめたりして、スリルを楽しんだ。
悪女・・・
人はそう思うかも知れない。
でも、悪気はなかった。
自分を守る精一杯の手段だった。
寂しくて、孤独な、私。
私の幸せを考えない両親の元で長年暮らしてきた結果だと、自分の弱さを親のせいにした。
私は、バカだ。
帰国した優雅に声をかけた。
もう私を好きではないと、優雅の目が語っていた。
小早川先生は、だんだん束縛をするようになり、私は別れを告げた。
別れると、寂しくて、また電話をしてしまう。
だから、小早川先生も私をあきらめられずにいる。
私のせいで、たくさんの男が苦しんでいる。
それを申し訳ないと思いながらも、どこかで、笑っているんだ、私は・・・