最強な族
第九*元カノ
立ち直れなかった。
わかってる、したくてしたんじゃないってことぐらい
でも、立ち直れなかった



ガラガラ
保健室のドアが開いて目の前には怜斗とちょー可愛い女の子がいた

『あ、ごめんなさい』
でも、立てない。
「どーしたの?平気?」
と声をかけてくれる女の子
優しい。
怜斗「今の話し全部聞いてたのか?」
と機嫌悪そうに言った
ここで、聞いてたって言ったら嫌われるって思ってしらばっくれた。

『なんのはなし?』と。

それから、一生懸命立った。
『じゃっ、』と言って保健室に入ろうとしたら、怜斗私の腕を掴んだ
怜斗「1番こいつが優先だから。」

え?なんでそ~ゆうこと言うのよ

女の子は「わかった」とすんなりオッケしてくれて帰った。
そして、怜斗は私を引っ張って保健室に入った
『あの女の子はいいの??』
怜斗は、は?みたいな顔で言った
怜斗「お前さっき聞いてたか?俺は一番お前が優先だから」
とあたりまえみたいな顔をした。
そんなこと言われたら期待する。それは姫だから?しょーがなく?
いろんな思いがでてき
私の頬に一滴の涙がこぼれおちた

怜斗「おい、なに泣いてんだよ」
『怜斗が泣かすから。うぇーんっ、ごめんなさいっ ひっく』
なんで、こんなに悲しいのよ
怜斗「わりぃわりぃ。俺が悪かった
だから、泣き止めよ」

こんな、怜斗始めて見た
こんな優しいところ
だから、好きになったのかもしれない



怜斗………あなたに気持ち伝えたい
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