甘い唇は何を囁くか
あ~~~~

宗眞は窓ガラスに手を張り付かせて微笑した。

はじめちゃってますねぇ。

つ~か、俺たちに時間なんて関係ないんだけど

今のこいつらにとっちゃ、一分一秒も惜しいって感じなんだろうな。

はぁ~

何だか、バカらしくなってきた。

別にそれほど本気だったわけでもないし。

こんなふうに覗いてみるのも、ガラじゃない。

女なんて腐るほどいるし。

・・・

「・・・運命・・・ね。」

呟いて、テラスから舞い降りた。

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