secret act Ⅱ



ノック?声を掛ける?
いや、そもそもまだ寝てるんじゃ...
なんたって夏休みだ。
起こしちゃ、悪いよね.....
でも、このタイミング無くすといつにな──


部屋の前で立ち尽くし、あれこれ考えてるとちょうど優輝が出てきた。


「ッわ!?
ビビったー裕美どうした?飯、呼びに来たのか?」


『いや、その、....』


「........」


『........』


「..........話、あるんだろ?中入る?」

なんとなく察してくれた優輝の言葉に頷き部屋に入った。


< 3 / 95 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop