secret act Ⅱ
ノック?声を掛ける?
いや、そもそもまだ寝てるんじゃ...
なんたって夏休みだ。
起こしちゃ、悪いよね.....
でも、このタイミング無くすといつにな──
部屋の前で立ち尽くし、あれこれ考えてるとちょうど優輝が出てきた。
「ッわ!?
ビビったー裕美どうした?飯、呼びに来たのか?」
『いや、その、....』
「........」
『........』
「..........話、あるんだろ?中入る?」
なんとなく察してくれた優輝の言葉に頷き部屋に入った。