ボランティア



あれから暫くは耳を抑えたまま夢見心地な感じの蘭


「……なぁ…蘭の誕生日は?」


「3月3日です。和波さんは?」


「俺は12月23日。祝日だし、親の給料日前だし…子供の頃は嫌だったなぁ(笑)」


「あのっ…今年はあたしが…お祝いしても…いい?」


「……」


…不覚にも痴女蘭にキュンッとしちまった

素っ気なく「じゃあ、よろしく」なんて言ってみたけど、内心はドキドキだ


何なんだ?
ただの痴女だと思ってたら、そういう計算も出来る痴女なのか?


気を抜いたら簡単にオチるパターンだ



「………そういえば」


「…どうしました?」


「蘭、蒲団あるの?」


「無いです…でも、和波さんのベッドで」


「馬鹿言うなっての!ダチが来た時用に組蒲団あるから使え」


「はぁい」


一緒に寝て、俺が無意識に手を出す可能性は非常に高い。一線越えるような事が起きないようにしなきゃな



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