Sugar Love 番外編①
「眠ったら部屋まで抱いて行くぞ」



「ん……」



そう呟いてから少し間が空いて、私はガバッと起き上がった。



「それはダメっ」



琉聖さんなら言ったとおりにやりかねない。


「眠気は覚めた?」


慌てて起き上がった柚葉を見て笑う。


「もう全然、眠くない!」


そのまま体育座りをしてきらきら光るプールを見た。


プールの中に膨らませた細長い浮き輪のようなものを浮かべてその上に寝そべっている外人もいる。


気持ち良さそ~。


私は人が泳ぐのを見ながら手を伸ばして、氷が解け始めているトロピカルジュースのグラスを持った。




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