Sugar Love 番外編①
琉聖さんの唇が耳に触れ、私は思わず声を出しそうになる。



「欲しいものはあった?」



低音で囁かれ力が抜けそうになる。



「欲しいもの……」



みやげ物を聞いているのだろうが、琉聖さんの言葉に違うニュアンスが含まれているのも否めない。



「りゅ、琉聖さんは……あった?」


琉聖の顔を見ようと顔を動かす。


その途端に、金色の瞳とぶつかる。



「俺の欲しいのは……」



現地の店員の見ている前で琉聖さんは顔を傾けて唇を重ねた。


いきなりキスをされて私の目が真ん丸くなる。


「ち、違うでしょ……」


突然のキスに、恥ずかしくなって俯いてしまう。


現地の店員のおばさんはにこにこと笑っているのがうつむく前に見えた。



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