【続】早瀬くん、好き。


私が早瀬くんにフられた理由…?



「それは、他に好きな人ができたからなんでしょ?」



早瀬くん本人から聞いたもん。



「おめでたい奴だね、本当に」



なにそれ…。
じゃあ、他に理由があるってこと?



「あんたは何か知ってるの…?」


「それは、知ってるよ。
けどなぁ?そいつは早瀬月夜が来てからわかるさ」



ニヤリと気味悪い笑顔をする西田さん。



え、早瀬くんがここにくるの?


何のために…?



「早瀬くん、ここにくるの?
どう…して?」



「は?んなもん…愛しの彼女を助けにくるに決まってんだろ?

さっき電話いれといたから来るさ、絶対」



バッカじゃない…。

この人本当のアホだったんだ。



「……来ないよ」




「あ?」





「早瀬くんは来ないよ…!!
何の理由があるかは分からないけど私ちゃんと早瀬くんの口で言われたの…。

別れようって、他に好きな人ができたって、言われたの…っ

だから早瀬くんは何時間待ったって来ないよ」



受け入れたくなんかないけど、

これが現実ってものなんだ…。



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