【続】早瀬くん、好き。
「…あ、ありがとう」
「ん。
ほら自分でハンカチ持て」
「あ、うん!」
私は自分でハンカチを持って額の傷にあてる。
「あ、あの…、早瀬くんっ!
私、早瀬くんに聞きたいことがたくさんあるの…っ」
西田さんが言ってた言葉の意味とか。
私をフった理由が他にあるとか。
「…あぁ、俺も言いたいことがある。」
早瀬くんはフッと微笑んでくれる。
「まぁ、まずはこいつをぶっとばしてからだけどな」
早瀬くんは西田さんを睨みつけながら言う。
私がここに連れてこられた意味も
早瀬くんが私と別れた理由も
早瀬くんは私のことどう思ってるかさえも今は何にもわからない。
けど…教えてくれるよね?
もしも、私のことが本当に嫌いなら
早瀬くんの口から
嫌いだ。
ってきちんと言って欲しい。
じゃないと、私はいつまで経ってもあなたへの思いを断ち切ることができなくなるから。