【続】早瀬くん、好き。
「鮎原っ‼︎‼︎」
早瀬くんは子分たちの全員を倒して私のところへ来てくれた。
すごい…。
あんな数分の時間でこれだけの人数の人をやってしまうなんて…。
早瀬くんのすごさを改めて実感させられる。
「…大丈夫か?」
優しい顔をして早瀬くんが言う。
「う、うんっ‼︎
全然平気だよ!」
早瀬くんが来てくれただけで額の傷なんて痛くもかゆくもなくなる。
「大丈夫じゃないよな…。
血ぃ出てる…」
そう言って白いハンカチを私に差し出してくれる。
ハンカチを持ち歩いてるなんて…
さすが早瀬くんっ‼︎‼︎‼︎‼︎
素敵…‼︎
「あ、ありがと…!」
「あぁ。
てかハンカチ握ってないで傷おさえろ」
「…えっ、もったいないよ。
せっかく早瀬くんがハンカチかしてくれたのに使えないよ。
よごしたくないし…」
できればずっとこのまま握りしめていたいくらいだよ。
「バカか。
ちゃんと抑えろ、ほら」
早瀬くんはそう言って私の手からハンカチを奪い私の額の傷に押し当てる。
ドキン
早瀬くんの顔が近くて心臓が飛び跳ねる。