【続】早瀬くん、好き。
「じゃあ、私彼女の座を守るべく行ってきます!」
私はメイド服のまんまドアから飛び出た。
「‥そんな心配しなくても早瀬は心春にぞっこんだと思うけどなぁ」
私がさった教室でささやいた愛花の独り言は、私の耳に届くことはなかった。
‥ここか!
早瀬くんの教室は。
‥‥って‼︎‼︎
なんですかこの行列‼︎‼︎
早瀬くんの教室の前はズラーッと女の子のみの列ができていた。
ま、まさかとは思いますが早瀬くん狙いで並んでいるわけではないですよね‥⁇
いやぁ、さすがにないよね、ははっ。
アイドルじゃあるまいし。うん。
とりあえず並ばないと入れないのか。
私は長い行列の最後尾に並ぶことした。
「ねえ、すっごい行列だね。
なんでこんなに混んでるのー⁇」
前に並んでいる女の子2人組の1人の方がもう片方の女子に質問する。
私もそれすっごく気になるよ、はい。
「なんでもね、ここのクラスにちょーカッコイイ人がホストやってるんだよ!
私並ぶの2回目だもん♪」
「えーっ⁉︎
そうなのっ?
こんな行列が出来るほどカッコイイの?」
ま、まさかね‥‥はは。
「あ、この人だよ!
この写真の人。」
「‥え‼︎‼︎
超イケメンじゃん‥‥っ。
私も会いたい〜っ」
女の子たちの目線の方に私の目線をやると‥‥
ななななにこれっ⁉︎⁈
壁に写真がいくつか貼られていて、
No. 1と大きい文字と大きな写真。
早瀬月夜と大きい文字。
無表情で明らかに隠し撮りと思われる大きな写真。