On Your Marks…~君と共に~
「…落ち着いて聞いてください。一命は取り留めましたが、大きなリスクを彼女は背負っています。
彼女は、頭を非常に強く打っています。特に左脳の損傷が激しいと思われます。まだ、詳しく調べてみないとわかりませんが、右半身の麻痺、記憶喪失の恐れがあります。」
闇から…光が消えた。
息をするのを…瞬きをするのを忘れていた。
ただ…
これが夢だと思いたかった。
悪い夢だと信じたかった。