On Your Marks…~君と共に~
__「On Your Marks…」
直樹先輩の声が聞こえる。
__『お前に走る権利はない』
__『なんであの子だけ生き残っているの?』
__『友達を見捨てた子よ』
__『人でなしっ!』
今まで俺はたくさん後ろ指を指されてきた。
それは仕方がないことだと思っていた。
自分ばかりを責めてきた。
俺がいけなかった。
俺が悪かった。
俺もあいつらと一緒に死ねばよかった。
だけど今は違う。
__『あんたは、悪くないよっ!』
__『あたしがあんたの追い風になるっ!向かい風になんて負けない、追い風になるっ!』
俺背中を押してくれる、少し口が悪い生意気なやつがいて……
__『風になれ、瞬っ!』
__『自分を信じてやれ。』
__『俺らの分も風になれ!』
俺のことを仲間と言ってくれた、今もそばにいるって言ってくれたやつらがいる。