LOVEPAIN③
「――けっこう復活した」
成瀬は私から体を離すと起き上がり、
ベッドに寝転んだままの私を見下ろすようにジッと見ている
薄暗いこの部屋の中でも、それがよく分かる
私一人まだ寝転んでいるのが居心地悪く感じて、
私も倣うように体を起こした
「本当ですか?」
そう訊くが、その成瀬の顔を見ていると回復して来たのが、
よく分かる
薬が効いたのか、よく寝たからなのか
「今、何時くらいだろ……」
サイドテーブルの上にある目覚まし時計を見ている
私も遠目で見てみるが、もうすぐ18時になろうとしている