LOVEPAIN③
「――じゃあ、私鞄ここに入れておきます」
私は指輪を外して鞄の内ポケットへと入れると、
鞄をそのままそのロッカーへと押し込んだ
鞄の中身は指輪と財布と携帯と鍵、後は今日成瀬から貰ったピルしか入っていないからか、
その小さいロッカーにもすっぽりと収まった
「えっと、このロッカー鍵じゃなくて、
暗証番号を決めてロックするんですね?」
私はその4ケタの暗証番号を、自分の誕生日に設定してロックをすると、
それが分からないようにその番号をぐちゃぐちゃにした
「行くか?」
そう言って歩き出した成瀬に付いて行く