ポジティブGIRLと愉快なBOYたち
あぁーもう!可愛い!可愛いしか言葉がない!


なんつーんだろ。こう、...叫びたい!





「んもぉーっ!可愛い!!架月!!」



架「うわ!ビックリした!沙絃かー」





振り向いた架月は俺を見て笑ってすぐに表情をなくした。





不思議に思って架月の視線を追うとそこには里苑さんの姿。





黎と夏閃に目をやると、2人も困ったように目を泳がせていた。


だよな。どう反応したらいいかわかんねぇよな。





だってこれ確実に今一目惚れ中だろ。



只今恋に落ちる何秒前だろ。





架「え、っと?皆、この人は...?」




里「俺里苑。さくらちゃんでしょ?」




架「はい?私は架月ですけど。さくらなんてこのクラスいたっけ」




黎「あー違う。さくらちゃんってのは里苑さんが勝手につけた架月のニックネーム」





黎が説明すると納得したようなしてないような曖昧な返事をした架月。





荷物を詰めたカバンを持って歩み寄ってきた架月は至近距離で里苑さんを見つめた。





何々この状況。何かが起こる予感?





里苑さんも表情をかたくしながら架月の瞳を凝視している。





架「.........。ふーん。空祈の方が格好いいね!」





にっこりと笑った架月はカバンを肩に掛けて「また明日ね~」と言って去っていった。





...あれ。想像とは違う展開?



< 72 / 174 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop