platonic love
『…お久しぶりです』
「先輩達こんにちわ。何やってるんですかぁ?」
飲み物を買いにきた、あたしとユヅキ。
コンビニの前で神崎先輩が友達と溜まっていた。…半年以上会ってなかったのに。…最後に見たのは、花火大会での後ろ姿だったのに。
どうして、今ーー
「お前、彼氏できたんだって?」
『…なんで知ってるんですか??』
「シンに聞いたよ」
『…はい』
「海くんでしょー?明日見にいくわ」
『…なんで』
「何でもいいじゃん」
ーーちゃんと好きだった。
『…』
「お前さぁ俺の事好きだったんじゃないの?」
『…好きに決まってんじゃん』
「お前の気持ちはそんなもんなんだろ」
ーー海の事を好きな気持ちに嘘はなかった。だけど、あたし
『…神崎先輩の事忘れた日なんて一度もなかった!!…今も好きに決まってんじゃん!!先輩だけが好きだもん』
ーーほら、また
そうやって笑うでしょ。
『…あたし、別れます』
別れたからって付き合ってくれるわけじゃないくせに。
だけど、笑ってほしい
神崎先輩が笑ってくれるなら、それを望むなら、あたしは何だってできる。
寂しいあなたに、すべてをあげたい