浅葱色の唄
部屋に入ると


物は少なく


寂しい"一人"のような空間であった




奥に佇んでいる沖田をぼうっと見つめる華





(ーーー…何を、話すのだろう…)






「君に女中をやって頂きたい。」



沖田はゆるりと口角を上げて微笑んだ


それに華は魅せられた


優しい口調なのに、


思わず


肯定を誘導する沖田に華は少しばかり裏を感じた




あぁ…この人はきっと、影があるんだなぁ…と








< 30 / 51 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop