星の印〜陰陽師其の弍〜
教室に戻ると、黒髪ショートカットで背の高い―――もう一人の親友、木下結衣がいた。
「あ、来た。遅かったね」
と声をかけてくる。麟と真理菜、結衣は親友で三人は中学の時からずっとクラスが一緒。
「朝から最悪―。担任に説教くらったー」
真理菜が言うと、
「遅刻するからでしょ」
と、結衣が即座に言う。
「二人とも、次移動教室だから早く準備して。遅れる」
「あ、そうだ!結衣ちゃん、由来見てない?」
「上条?さぁ、五組だから見てないけど。どうかしたの?」
麟は結衣に聞かれ、朝の出来事を思い出す。
麟が真理菜と結衣に話そうとした時、予鈴が鳴った。
「あ、やばい!とりあえず教室行こ!」
そのまま、三人は移動先の教室に向かった。