彼女からの最後の贈り物
「あ。そうそう、今日から1年生が見学に来るからね。」
にっこり笑う美雪先生からのいきなりの爆弾発言。
なんだそれ。
遅いんだよ。そう思った時にはもう、入り口には新入生が立っていた。
先生は歓迎していたが、俺は邪魔でしょうがないと思った。
仕方ないからいつも通り作業をするしかないか。
そう思って後ろの棚からスケッチブックを取り出した。
そうだ、部室から出ればいいんだ。
「じゃあ俺、校舎内スケッチしに行くんで。」
スケッチブックと筆箱を持って一応美雪先生にそう言うと…
にっこり笑う美雪先生からのいきなりの爆弾発言。
なんだそれ。
遅いんだよ。そう思った時にはもう、入り口には新入生が立っていた。
先生は歓迎していたが、俺は邪魔でしょうがないと思った。
仕方ないからいつも通り作業をするしかないか。
そう思って後ろの棚からスケッチブックを取り出した。
そうだ、部室から出ればいいんだ。
「じゃあ俺、校舎内スケッチしに行くんで。」
スケッチブックと筆箱を持って一応美雪先生にそう言うと…