トライアングル2
「直、どーしたの?」


「……ヤられた」


「え?何に?」


「鈴に…


……すげぇー好き。


愛してるよ」



満足そうに笑う直に、ホッとすると
直の顔が近付いてきたと思ったら
首筋に勢いよく吸い付かれた。



「え??ちょっと~」


「お返し」



首に鎖骨に胸元に朝からたくさんの
キスマーク…




「恥ずかしいよ…こんなに」


「誰かに見せる訳?」


「そーじゃないけど…」


「じゃあ問題なし」



そう言うと私の上から降りて寝室を
出ていった。



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