LOVEPAIN④
「俺、あの時、一方的にお前に嫌な事ばっか言って。
お前は、こうやって俺の事考えてくれてんのに」
「でも、私のその時と、今は状況が違うじゃないですか!」
私は仕事の為とかじゃなくて、
自らの為にだけで須田とそうなった
ただ寂しさに負けて……
「違うけど、もし、今のお前と俺の立場が逆だとしたら、
俺、きっと枕したお前に嫌な事ばっか言ってる。
現に、AV撮影を終えたお前に労いの言葉を掛けてる時だって、
平然な顔しながらその腹の中では……」
そう言葉を濁すけど、
その先の言葉を漠然とはイメージ出来る
もしかしたら、私がイメージしているよりも、
その先の言葉は辛辣なのかもしれないけど
成瀬は仕事だから、
私のAV撮影の時だって自分を押し殺して、平然としている
仕事、仕事って、
そんなにも辛い思いばかりして迄頑張らないといけないくらいに、
大切なものなのだろうか?
それは、私自身にも言えるけど