LOVEPAIN④


「ご、ごめん」



「謝ってるだけじゃ、全然分からないじゃない!

なんで!」


そう声を張り上げてしまうが、
別に怒っている訳じゃないのだと、

ごめん、
と私も口にしてしまう




「鈴木さんが、ロッカーの方から歩いて来てたから……。

ロッカーに荷物入れたんだろうなって」



“鈴木さん”


日暮君は私をそう呼んでいた


あのストーカーのメールのように、
広子と呼ばれた事なんて過去に一度も無かった



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