LOVEPAIN④


「――ご、ごめんなさい!」


日暮君は崩されていた体勢を起こし、
土下座をして私に向かって頭を下げた


そして、彼は顔を上げ、
私がどう応えるのかを確かめるようにこちらを見ている




急にそんな風に謝られても、
どうしていいのか分からない




「日暮君が私の鞄を盗んだの?
それで、私の携帯のメルアドや、
この部屋の鍵も…。

私に、その…」


私は彼に距離を詰める事は怖くて出来ないが、

目線を合わせるように床に腰を下ろした


本人を目の前にすると、
ストーカーをされたと、口に出来ない



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