LOVEPAIN④
「は?
てめぇ、自分の立場分かってんのかよ。
べつにお願いしてんじゃねーんだよ。
ただ、こっちの言う事に素直に頷いてろよ」
そう声を発したのは、
子供のように愛くるしい顔をしている、三咲さん
ただ、今はその愛くるしさがなくて、
大きな目を細めて
ものすごい眼光で日暮君を睨んでいて
三咲さんは立ち上がると、
ゆっくりと日暮君の方へと歩み寄って行く
「で、でも……」
日暮君はぶるぶると震えていて、
自分に迫って来る三咲さんから逃れるように、
床に腰を付けたままゆっくりと後ずさって行く