LOVEPAIN④
「カット!!」
監督のその声が響き、
先程迄怖い顔をして私を襲っていた男達は、
今は笑顔で
「ごめん!痛くなかった?」
私を殴った彼は、
私の痛む頬に手を当ててくれた
その手が冷たくて、気持ちいい
「いえ。大丈夫です」
そう頷き、私は体を起こして乱れた衣服を整える
上のシャツはボタンが飛び散り、
ブラジャーが丸見えの状態になっていた
「なんで謝ってんの?
こいつAV女優なんだろ。
どうせ、犯される振りしながら喜んでんだろ」
細い目でこちらを見ながら、
鼻で笑われた
その主犯役のその年下の彼だけは、
ドラマの中の役柄と同じで嫌な奴のままで