Innocent Smile~ずっと一緒に~
「でも、そろそろもう帰るわ。
本当に遅くなったらなったで、うるさいし。」
「…そうですね。」
先輩の旦那さんがうるさいんじゃなくて、
きっと先輩自身が帰ってあげたいんだと思う。
それだけ、旦那さんを大事にしてるってこと。
「また、うちに遊びにおいでよ。
…旦那も一緒だけど、飲もうよ。」
「えぇー、二人のお邪魔虫になるんですかぁ~?」
「ちょっと、佐那子ー。」
「冗談ですよ! また招待してください。」
にっこり笑って、沙織先輩に手を振ると、
先輩もクスっと笑って、手を振り返してその場を後にした。
その後、私がお酒を飲みながら、
ひとりでボーっと周りの様子を見ていると……
「おっ!佐那子の隣、空いてんの? 珍しいじゃん!」