Innocent Smile~ずっと一緒に~
「私が一人って、珍しいかな? …最近はこんな感じだよ。」
「そうやって、一人で飲んでんの?」
「んー、沙織先輩がいないときは。」
「それって…ほとんどじゃないか?」
「あ、そうだね。」
言い終わって、ウフフと自嘲的に笑った。
きっと聖二は、入社当時の私のイメージがあるから、
一人でいる私なんて、意外に感じるんだよ。
「こんな美人がいるっつーのに、
みんな何で放っておくかねー? もったいない。」
「…若い子のほうがいいんでしょ。」
「佐那子だって、俺だって、まだまだ若いだろーが。」
「聖二は全然若いけどねー。
…男と女は違うのよ。男は若い女が好きなんだから。」
「何、拗ねてんだよ。」
手が伸びてきて、聖二に横から頭を小突かれた。
同僚で、こんな風に私を扱う男も、もう…聖二だけだ。