Innocent Smile~ずっと一緒に~

「何よ、変な笑い方して。」

「だって……俺、女に妬かれて、こんなに嬉しかったの初めてで…。」


私がご飯をよそってると、後ろで恭哉がそんなことをポツリと漏らした。


調子が良くて口の上手い男なら、平気でそんなことも言うんだろうけど。
今の恭哉は……そんな風に見えない。

きっと、本心から言ってくれてるんだと信じたい。


「佐那子ー、キスしたい。」

「…は?」

「昼間の続きのキスしたいー!」


言うのが早いか、抱きついてキスされた。


「もう! ご飯、冷めちゃうよ。」


すかさず、恭哉から体を少し離す。


「んー、それもそうだな。
これ以上したら、止まらなくなるし。
まずは腹ごしらえから。夜は長いんだし、焦らない、焦らない!」


恭哉……なんてこと言うのよ……

なんか…恥ずかしくなってきた。


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