Innocent Smile~ずっと一緒に~
行こ? と、夕飯を乗せたお盆を私から奪って、恭哉がにっこり笑顔で微笑む。
ダメだ。私だって、恭哉のこの笑顔にハマってる。
悔しいけど……
「佐那子、このシチュー美味いよ!!」
「だから、市販のルゥだってば。」
「サラダも美味いー。」
「野菜、ちぎっただけだけど?」
「せっかく褒めてるのに!」
褒められるほどの料理じゃないし、
なんだか恭哉に褒められると、照れ隠しに反発したくなる。
褒められたら嬉しいのに、素直じゃない私。
そんな私を横目で見ながら、
恭哉はまたすごい勢いで、バクバクとご飯を食べている。
毎回思うけど、すごい食べるんだ、恭哉って。
ムキムキした体型でもないのに、
どこで消化されちゃうんだろう?って思うくらい。