Innocent Smile~ずっと一緒に~
弟に感化されちゃったって、わけね。
恭哉は単純だからなぁ。
キスしながら料理って……どんな妄想してるんだか。
でも、そんな妄想を嬉しそうにしてる恭哉が、やっぱりなんとなく可愛くて。
そんな風に思う私も、やっぱりおかしい。
「キスは別として、恭哉の好きなもの、今度作ろう。
今日……こんなので悪かったし。」
「え?! マジ?」
「うん。…何が好きなの?」
「えっとー、ギョーザ!」
「ギョーザかぁ……」
意外だ。イメージ的には、ハンバーグとか言うと思ったのに。
「大丈夫? 佐那子、作れる?」
「ん? 私って、そんなに料理ダメそうに見えるの?」
「いーや。佐那子は何でも完璧にこなしそうだけど……」
なら、なんでそんなに疑うような目をしてるんだ。
確かに、ギョーザは中の具を作って、それを包んでっていうのが
ちょっと面倒だったりするんだけど。