Innocent Smile~ずっと一緒に~
「佐那子、美味かった。ありがと。」
泡だらけの手でスポンジを掴み、食器を洗う私に、また恭哉は後ろから抱き付いてきた。
「もう……洗えないじゃん。」
纏わりつく恭哉に、ちょっと軽く文句を言ってみる。
そんな可愛い声で甘えないでほしい。
「一緒にシャワー浴びよ? 俺、汗かいちゃったし。」
「はっ?!」
いきなり何なんだか……
しかも、一緒にって言った?
間違いなく、そう聞こえましたけど?
「一緒になんて浴びないよ!」
「えぇ~~!」
「えー、じゃない! 私、今後片付けしてるんだからね!
浴びたいなら、行ってきていいよ。バスルーム、そっちだから。」
「じゃあ、俺も片付け手伝う。」
「いいって! これが終わっても、一緒になんて無理!!」
「佐那子……恥ずかしいの?」
「恥ずかしいに決まってんでしょ!!
だから、早く一人で行ってきて!」