Innocent Smile~ずっと一緒に~
私が三十路だとか、恭哉が8つも年下だとか、
社長の長男だとか……関係ないって。
ただ、好きな気持ちを大事にしたいって。
恭哉は私をソファーに座らせ、
冷蔵庫から、ウーロン茶を持ってきてくれた。
そして、私の隣に自分も座る。
「で、佐那子はなんで今日変だったの?」
突然、恭哉は私の顔を覗き込んで、聞き出そうとした。
「…千夏のこと?」
“千夏”と、永野さんを親しげに呼んだことに、胸の奥がチクリと痛んだ。
私だって、いろいろ恋はしてきた。
だから恭哉が以前にどんな恋をしてたって、妬きたくない。
前は前、今は今だから。