Innocent Smile~ずっと一緒に~

私が三十路だとか、恭哉が8つも年下だとか、
社長の長男だとか……関係ないって。

ただ、好きな気持ちを大事にしたいって。


恭哉は私をソファーに座らせ、
冷蔵庫から、ウーロン茶を持ってきてくれた。

そして、私の隣に自分も座る。


「で、佐那子はなんで今日変だったの?」


突然、恭哉は私の顔を覗き込んで、聞き出そうとした。


「…千夏のこと?」


“千夏”と、永野さんを親しげに呼んだことに、胸の奥がチクリと痛んだ。


私だって、いろいろ恋はしてきた。

だから恭哉が以前にどんな恋をしてたって、妬きたくない。

前は前、今は今だから。


< 199 / 374 >

この作品をシェア

pagetop