Innocent Smile~ずっと一緒に~
「今日ね、実は私のところに………
社長秘書の山口さんから内線電話があってね。
…あ、山口さんって、並木さんは知ってる?」
名前を言われても、秘書課に知り合いはいないし、
正直全然わからなかった。
「すみません……存じ上げないんですが…」
「そう、だよね。…君と前から知り合いだなんて思えないし。」
水田部長にしては珍しく、話す順序みたいなものがめちゃくちゃで。
私の頭の中には、たくさんのクエスチョンマークが並んだ。
「ああ、えっと……その、山口さんなんだけどね、」
「…はい。」
「君と直接話がしたいって…言われてね。」
「……私と、ですか?」
「…そう。今日の夕方5時に……
秘書課まで来て欲しいって言ってこられたんだ。
私も行くって言ったんだけどね、君一人でいいって……」
「そう、ですか……」