Innocent Smile~ずっと一緒に~
「その後に、恭哉さんはこう続けたそうです。
『同じ部の、並木さんと付き合っている』…と。」
そうなんだ……
やっぱり山口さんは最初から何もかも知っていて、
私をここへ呼んだんだ……
でも、それを言った恭哉を想像したら、胸の中が熱くなった。
堂々とそう言ってくれたことに嬉しさがこみ上げる。
私も堂々としていよう……恭哉を見習って。
「社長はそれを聞いて驚かれましたよ。
てっきり、恭哉さんは単に夜遊びをしていると思ってらしたみたいですから。
そこで、確認したいんですが……
恭哉さんの言ってることは、本当ですか?」
そう訊いてくる山口さんの目を、私もじっと見つめ返す。
恭哉がちゃんと言ってくれたのに、私がここで怯んじゃいけない。