Innocent Smile~ずっと一緒に~
「ごめん、お母さん。
私、結婚は一生しないかもしれない……」
「…佐那子?!」
「ごめん、本当に…ごめん。
お母さんが、私に結婚して欲しいって思ってるのもよくわかってる。
でもね……結婚って、出来る人と出来ない人がいると思う。
タイミングが…合わない人もいるんだよ……」
「何を言ってるの?!」
そう話しながら、最後は辛くて視線をそらすと、
お母さんから悲痛な声が聞こえてきて…胸が苦しい。
「佐那子」
今度は、お父さんの落ち着いた声が私を呼んだ。
「お父さんはなぁ……
結婚は本人の自由にしたらいいと思ってる。
したくないなら、しなくてもいいと思ってるし。」