Innocent Smile~ずっと一緒に~
*****

次の日、恭哉と一緒に外でランチをした。

食事の間も、なんとなく恭哉が不機嫌で……
っていうか、笑顔が消えてるからそう感じるんだ。


当たり前なんだけど、おととい…あの話をしてからというもの、
恭哉からいつもの屈託の無い笑顔が消えている。

その暗い雰囲気を払拭したくて、
私は他愛のない世間話を取り繕った笑顔で繰り返した。

……なのに、


「佐那子……
今日、仕事終わったら…ちょっと付き合って。」


怒ってはいないけど、笑ってもない。

そんな無表情とも言える、恭哉らしくない顔つきと口調でそう告げられた。


「……うん。」


私も、もっと恭哉と話しておかなくちゃいけないと思ってたし。

このまま……
おかしな空気のままなんて、絶対嫌だから。


< 285 / 374 >

この作品をシェア

pagetop